多くのスキルを一つの名刺で!「スラッシュキャリア」という魅せ方

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(写真=Syda Productions/Shutterstock.com)

最近、名刺に複数の肩書きが記載されている人が増えています。終身雇用に身を任せて生きることができた時代から、キャリアを自分で形成するのが当たり前の時代に移ってきているからでしょう。そこで注目されているのが「スラッシュキャリア」です。

今こそ、あなたのキャリアプランを見直し、新しいキャリアパスに踏み出す必要があるかもしれません。

スラッシュキャリアとは

スラッシュキャリアとは、肩書きをスラッシュ(/)で区切り、複数の肩書を持って仕事をしていることを意味します。例えば、お笑い芸人/作家、セミナー講師/ヨガインストラクター、営業マン/ライターなど、異なる職種を兼ね備えたワークスタイルです。スラッシュキャリアを実践している人をスラッシャーと呼びます。

スラッシュキャリアにはいくつかのタイプがあります。複数の仕事を並行して行っている人もいれば、本業にプラスして副業やプロボノをする人もいます。プロボノとは、仕事のスキルを活かしたボランティア活動のことです。また、企業や団体としての仕事や、個人として仕事を請け負うなどさまざまな働き方があります。

今までは、複数の仕事を持つというと副業と呼ぶのが一般的でした。副業のイメージは、収入を補うために行う、どちらかというとマイナスの面が強かったようです。一方、スラッシュキャリアでは、自分の理想のキャリアを描くために行うというポジティブなイメージを与えます。

スラッシュキャリアの具体例

複数の仕事を並行して行っている例としては、歌手と俳優を両立している人がわかりやすいでしょう。また、フリーランスという働き方であれば、デザイナーやライターなどの仕事を並行して行うことができます。

本業+副業を利用したスラッシュキャリアの例として、最近ではロート製薬がよく取り上げられています。ロート製薬では、2016年2月に「社外チャレンジワーク制度・社内ダブルジョブ制度」を導入しました。この制度を利用し、薬剤師の資格を持っている人がドラッグストアで働きたいと希望を出しているようです。また、生産管理を担当していた人が地ビールの製造・販売会社を立ち上げたケースもあります。

スラッシュキャリアのメリットとデメリット

スラッシュキャリアのメリットは、異なる分野を組み合わせて自分の価値を高めることができます。例えば、金融や不動産のスキルを持っている人がITスキルを得ることで、フィンテックや不動産テックに対応できるようになります。

キャリアチェンジにて職種を大きく変えたい場合、今までの経験やスキルは役に立たないこともあり、専業での職種変更は簡単にはできないでしょう。しかし、スラッシャーとして、既に稼ぐことができる仕事を継続していれば、新しく始めたい仕事を徐々にマスターする方法をとることができます。

また、複数の会社や組織と仕事の関係を持つことで、人脈を広げるメリットもあります。特に個人として仕事を請け負う場合、会社や組織の看板がありませんから、仕事を得るために人脈が非常に重要になります。

デメリットとしては、複数の仕事を行うためのタイムマネジメントが重要になることです。例えば、副業に時間を取られ過ぎて本業がおろそかになった、一日の労働時間が長時間となり心身に支障をきたしたとういうことになってはいけません。時間をうまくコントロールし、スラッシャーとして仕事も私生活も充実させることが大事です。

スラッシュキャリアで気をつけるべきこと

会社に所属している場合は、会社の規定に反していないか確認しておきましょう。会社の情報を別の会社へ提供したり、競業関係となる会社へ協力することで、片方の会社に不利益を発生させたりしてはいけません。

将来、AI(人工知能)の発達などにより、人間がコンピューターやロボットに役割を奪われる仕事があるかもしれません。一つの仕事をマスターしたからといって、決して安泰ではないでしょう。複数のキャリアを組み合わせ、差別化を図り、自分の価値を磨いていくのがこれから求められる働き方になりそうです。

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