ちゃんと理解しよう! 治験アルバイト

Pills
(写真=avarand/Shutterstock.com)

ネットで検索していると、「高収入」などのキーワードが書かれている「治験」のアルバイトですが、実際にどのようなものなのかはあまり知られていません。仕事の内容や「治験」のメリットやデメリットなどもしっかり知っておきましょう。

新薬開発の最終段階で行われるのが「治験」

治験とは実際にどのようなことをするのでしょうか。

私たちの健康を支える「薬」は、製品として誕生するまでに長い研究プロセスを経なくてはいけません。その最終段階として、人を対象に試験を行い、薬の効き目や安全性を調べる開発過程のことを「治験」と呼んでいます。

科学が進歩した現代社会でも、人体についてはまだ分かっていない事柄が多くあります。そして病気になるメカニズムも複雑であるため、その「薬」から期待した効き目が得られるかを確認することが必要なのです。

治験は、参加者の安全や人権を守るために、薬事法の「医薬品の臨床試験の実施の基準(GCP)」というルールに従い実施されています。

参加するために細かい条件が設けられている

治験の参加者をはじめ、医師、治験コーディネーターなど、治験の実施には多くの人が関わります。そして治験には、参加するための細かい条件が設定されています。それには該当者を選ぶための選択基準、参加を断るときの除外基準があります。こうした基準があるのは、治験参加希望者の健康状態に配慮しているためです。

実際の治験ごとに参加条件はさまざまですが、年齢や病歴など細かい制限が設けられているケースもみられ、診察・検査の結果、医師の判断により参加できない場合もあります。

治験に参加しているとき、普段と気分が異なり何らかの症状があった場合は、些細な事柄でも医師や治験コーディネーターなどに相談・報告をしなくてはいけません。服用による体調の変化を治験で確認することは、新薬の副作用を防止するために非常に大事ですし、何より自分自身のためです。
    
また、治験に関して不明な点があるときや、参加して不安を感じたときは、医師やスタッフにすぐ相談することが重要となります。

治験のメリットとデメリット

報酬以外のメリットになりうるのは、最新の治療方法の確立に協力できるところでしょう。日頃服用している薬は、過去に多くの候補から選別され、治験の過程を経て新薬として誕生しました。多くの研究者が熱意を注ぎ、また治験などに参加した人々の協力によってできたもので、たくさんの人々の知恵と経験が集約されているといえます。この誕生の過程に協力できることを意義として捉えることもできます。

新薬効果の検証は、プラセボ効果(偽薬効果)の可能性を除外する必要があります。薬効成分のないものを投与して、稀に病気が快方に向かう場合があるのです。治験では、先入観を持たないようにするため、服用している薬の種類が分からないようにしている場合があります。この点が、参加者側からするとデメリットと捉える人もいるようです。

定期的な服用や問診がある場合も

治験で参加者が服用するものは薬の候補なので、症状などを細かく確認して、効き目と副作用を慎重に調べています。このため治験参加者は、定期的な服用や検査、医師による問診を要望されることがあります。

なお、治験を途中で辞めたいときは医師や治験スタッフにその旨を告げましょう。治験参加者の症状をみながら慎重に服用を中止する必要がある場合もあるので、医師の指示に従うことが大切です。

治験は金銭以外の要素も絡むため、アフィリエイトや覆面モニター、ネットオークションなどの副業とは性格が異なるものです。報酬だけでなく、内容の確認が重要になります。取り組むことを考えている場合には、担当している医師や治験コーディネーターにしっかりと相談して、疑問を全て解消してから参加するか判断しましょう。

【オススメ記事】
ネットビジネスで稼ぐためには○○をやめよう
あなたの趣味や買った服を生かそう! ネットフリマの始め方
主婦の方、必見!アンケートモニターが主婦におすすめである理由
実は、最短3日で取引が開始できる!初心者が 0から始めるFX
提供品モニターの始め方、稼ぎにくいのに始める理由〇〇とは