株式投資の始め方、自分に合った投資スタイルを

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(写真=PIXTA)
NISA(少額投資非課税制度)が始まって、運用を始める投資家が増えましたが、中でも株式投資には始めるにあたって押さえておきたい専門用語がいくつもあります。

そこで今回は株式投資を始める際に、最低限知っておきたい基本用語を紹介しましょう。

これだけ押さえたい基本用語

●銘柄
投資対象になる、証券取引所に上場している会社を表す言葉です。株式投資においては、どの銘柄を選ぶかが重要になってきます。各企業には固有の4桁の番号が振り分けられているのですが、その番号のことを「銘柄コード」と呼びます。

●約定(やくじょう)
取引が成立した状態です。購入時・売却時のどちらの取引が成立しても、約定成立と表現します。株価は常に上下しており、どのタイミングで買い付けるか、売りに出すかがポイントになるのです。

●損切り
初心者が特に理解しておくべきなのが「損切り」です。損切りは、損失が少額である早めの段階で売却してしまうことを言います。上昇見込みのない銘柄を抱えてしまうと、さらに損失が膨らむ可能性もあります。株式投資では、利益を求めすぎない、損失を膨らませない、というタイミングが重要となってきます。

証券口座開設と投資資金

株式投資を始める場合、証券会社で口座を作る必要があります。証券会社もほかの金融機関と同じく会社ごとにサービスが異なるため、それぞれの魅力や特徴をチェックしてください。目星がついたら、各証券会社で手続きをしましょう。

口座開設には、証券会社により多少の違いはありますが、口座開設の申込書、印鑑、身分証明書のコピーが必要です。申し込みの際に迷う点として、口座の形式と税金の払い方です。口座の種類と税金の徴収には組み合わせで3種類ありますが、基本的に確定申告をせずに済ませたい場合には「特定口座・源泉徴収あり」を選びましょう。

株式投資を始める際の投資資金は、人によって金額差があります。株価は1株あたりの値段で表示されますが、その金額で購入できるわけではありません。なぜなら、通常100株や1,000株などの単位で取引されているからです。何株単位で売り出しているかは企業によって違うため、気になる銘柄は事前に確認するようにしましょう。10万円以下で購入出来る株や、ミニ株といった少額投資制度もあるので、自分の資金に合った投資方法を選ぶ必要があります。

自分に合った株式投資をしよう

●IPO
IPOとは、新規公開株のことです。今まで公の市場で取引されてこなかった株式が、上場する際にこう呼ばれます。IPOは上場前に固定の価格で購入し、上場後に市場でついた値段で売却する形になります。新規公開株は数に限りがあって抽選になるため、申し込んでも必ずしも購入はできません。当たったらラッキーですが、目当てのIPO銘柄を取り扱っている証券会社に口座がなくてはいけません。上場のニュースなどが出た際に、主幹事会社・幹事会社として名前が上がった証券会社では扱いがあるので、情報へのアンテナは高くしておきましょう。

●NISA
NISAとは少額投資非課税制度のことで、この口座で取引を行うと税金面でメリットが得られます。具体的には、年間投資金額120万円分までの値上がり益や分配金が非課税になります。2014年からこの制度はスタートし、5年間非課税にすることができます。NISA口座は銀行などを含む金融機関で解説することができますが、株式投資をしたい場合には証券会社で解説する必要があります。

●ミニ株
ミニ株は、証券会社が独自に行なっているサービスです。すべての証券会社で対応しているわけではないため、ミニ株を検討している方は対応しているかどうか、事前に確認しましょう。またミニ株の特徴として、売買申し込みを行った翌日の取引開始時の値段(寄付き)で取引が行われます。投資家側の希望価格(指値)による取引が出来ないので、認識しておきましょう。

●投資信託
投資信託は、投資家から集めた資金を元に、専門家が運用する商品です。運用で得た利益は決算の際に投資家に分配される仕組みとなっています。自分自身が投資判断するのではなく、自分の資金を専門家に託すので投資信託なのです。投資対象は株式以外にも債券が含まれるものなど種類は多いため、どんな商品なのかを理解して購入しましょう。

一口に株式投資と言っても、その方法はさまざまです。自分の投資に関する考え方や、資金の額を考えながら、自分に合った投資スタイルを選んでいくようにしましょう。