PDCAに必要なのは目標設計!自分の価値を高める目標の立て方とは

(写真=astephan/Shutterstock.com)

多くの方は、小学生の頃から「目標を立てる」ということを行ってきたのではないでしょうか。ですが、目標を立てることにはどのような目的があるのか、改めて考えることはあまりないかもしれません。目標を立てるということは、自分の思いを実現化するためのゴールを決めることです。

目標を立てる意味

明確な目標を立てずに仕事に着手するのは、目的地もなくさまよい歩くようなものです。また、目標を持つことができない状態が続けば、周囲に流され受け身の姿勢となってしまいます。そうした状況では、何かに強い意欲を持つこともなく自分自身の個性を発揮することもできないかもしれません。

そのような状態では、どんなにポテンシャルが高い人であっても仕事で成果をあげることなどできず、「仕事ができない人」の烙印を押されてしまうことでしょう。

しかし、自分の明確な目標を立てPDCAを回すことができれば、自分の向かう方向が明確になり、ゴールを目指してまっすぐに進むことができます。目標を持つことでモチベーションが上がり、自分で考えて行動することもできるでしょう。目標が達成できた際には達成感を得たり、自信を深めることができるはずです。

目標が達成できない原因は?

自分の目指すゴールとなる目標ですが、残念ながら、目標を立てても達成できずに終わってしまうこともよく見受けられるのではないでしょうか。その初歩的な原因として、以下の5つがあります。

自分のキャリアイメージがない
自分がどうなりたいのかが見えていなければ、必要性のない目標をなんとなく立ててもモチベーションが上がらず、頓挫してしまいがちです。手に入れたい自分のイメージがあるからこそ、努力し続けることができるのです。

目標が抽象的
せっかく目標を立てても内容が抽象的な場合、目標達成のために自分が何をすればいいのかがはっきりしないため、ゴールにつながる道が見えず行動につながっていきません。目標は具体的になればなるほど、行動しやすく実現につながっていきます。

達成不可能な目標である
当たり前なことですが、はじめから達成が不可能であると分かっている目標を掲げても、その目標は達成できないでしょう。「1年後には世界一の億万長者になる」など、現実味のない内容では目標達成に向けた手段が立てられません。高い目標にチャレンジすることは大事ですが、実現のための手段があるものを目標とする必要があります。

行動計画の具体性に欠ける
達成可能な目標であっても、行動計画が具体的で実効性がなければ行動できません。どのように行動していくのかタスクや行動スケジュールに落とし込んでいくことが重要です。

失敗することが怖い
いざ計画を立てても「やっぱり……」「でも……」と、自信のなさから失敗を恐れ、煮え切らない態度をとって行動を止めてしまうことが多々あります。石橋を叩いてばかりでは、いつまでたっても実現できません。こんな手段とプロセスで実現できると立てた「仮説」に対し、不安や悩みを抱いて時間ばかりすぎるよりは、「悩むよりもまず行動」に移すことで、真に必要な課題が見えてきます。

目標を立てるコツとは

1番大切なのは、自分が本当に望んでいるものに気づくことです。目の前のことにとらわれ、本来自分が望むものとは異なるものを形式や義務感から選んでしまうことがあります。いかなるツールや方法論を用いても、ゴールが違っていては本末転倒です。

そのため、「自分が将来どうなりたいのか?何がしたいのか?」自分に問いかけることも必要です。

また、自分が望んでいることが実現不可能に思えたとしても、しがらみや常識などを一旦思考から外して達成方法を考えてみることも大事です。思考にかかったリミッターを外すし、自由な思考によって今まで見えなかったゴールと現状のギャップや課題が見え、その課題の解決方法が見出せれば、不可能に思えたものが実現の可能性が出てきます。

自分が望まないことに時間や労力、費用などを投資したい人はいないでしょう。そのような遠回りをせず、最短で自分の価値を高める目標を達成するには、自分が本当に望んでいることを把握することが大切です。

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